北京オリンピック真っ盛りですが、日本のメディアが伝える内容にガッカリというより怒りさえ感じる。言論や表現、報道の自由などと言っているが、当の本人達は本当のメディアの力や無責任さをどのくらい承知しているのだろうか。
何がって?柔道で谷さんが3位に終わったときに「引退」「進退」などと報じた。確かに、期待というより確実視されていた金メダルを逃したのだから仕方ないけど、それ以降まだまだ各クラスで戦う選手がいるのに志気が下がったり動揺があったらと素人丸出しの意見です。世界一を目指すスーパーアスリートもひとの子ですからね。昨日オグシオが負けてしまいましたが、早速潮田引退か?と報じられています。ニュース性より話題性か?世界ランク1位を下して頑張っているペアがいるというのにね野口はマラソン辞退だそうですが、本人や監督・コーチはどんな批判にさらされることになるのか…
それこそ勝っても負けても時期が来れば進退問題なんて出てくるんだから、高校生や大学生が進学や就職できなかったとき「留学」っていうのが流行ったけど、期待どおりのメダルや順位を手に入れられなかったら「引退」「進退」なんて同次元のように思えていけません。
もうひとつ言いたいのは、心無い報道によって、いやメディア全体によって選手たちが潰されてしまうということですね。スポーツ文化後進国なんだから、先進国のメディアや報道のしかた、あり方を学んだ方が良いかもしれませんね
その昔、中田英寿が日本のメディアに対して多くを語らなかったのはこんなことがあったからなんですね。
今日はちょっと毒づいてみました
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