ってご存知ですか?スキー競技の中にモーグルというのがあって、ナショナルチームで、オリンピックやワールドカップで活躍している選手です。
10年前に開催された長野オリンピックで一躍有名(競技のほかCMなど)になったから覚えている方もいらっしゃるでしょう。
その上村さんが、3年ぶりにワールドカップ(猪苗代大会)で優勝したとニュースになっていました。そこには、あの変わらぬ笑顔がありました。その笑顔を見ていたら、10年前に行った長野オリンピックや上村さんが白馬岳をバックにトランポリンでエアー練習している様子などをながしたCMがフラッシュバックしてきました。
そのころは冬といえば暇をみつけて泊まりであろうが、日帰りであろうが、ゲレンデに足を運んでいました。当然オリンピックがあろうが行くつもりでしたが、後輩が『生きているうちに冬のオリンピックなんて見れないかもしれない。ましてや日本ではもうやらないかもしれない。』というので、2泊3日のスキーツアーは急遽オリンピックツアーに。さて、何を観戦するかが問題!あれこれ日程と休みをにらめっこした結果、ジャンプを観戦することに。当時は日本のジャンプ陣は好調で、お正月に開催される『ジャンプ週間』で船木が絶好調で優勝。今はルール改正で日本人には不利?になってしまって不振の極めとなっています…。
この好調さに比例して、ジャンプのチケットは完売!当然簡単に買えるものとのんびりしていたのですが、世の中そんなに甘くありませんでした。普及しはじめたインターネットで集められるだけの情報を集め、追加チケットが発売されることを突き止めました。この時期ですから、仕事を休んで買いにいくわけにもいかず、出入りしている旅行会社に『チケット4枚』を至上命令!ところが手にできたチケットは2枚。これでは誰がいくかで血の雨がふる。仕方なくインターネット上を流通しているチケットでなるべく元値に近い額のものを購入してチケットを揃えました。元値に近いといってもB席で3倍くらいでした。このあと10倍以上になり、それでもチケットを手に入れた人はラッキーという状況でした。競技当日は、宿からジャンプ台までの道には『チケット売ってください』と書いた紙を持つ人がかなりいました。
競技は、船木が金メダル、原田が銅メダルという最高の結果となり、会場は狂喜乱舞だったことは言うまでもありません。
すっかりジャンプに魅せられた私たちは、その後ワールドカップ札幌大会に行ったり、白馬のサマージャンプに行ったりと日本の栄華を誇ったときを楽しみました。
で、上村さんの話しに戻りますが、上村さんのお母さんが経営していたペンションが白馬にあり、サマージャンプのとき、宿泊をしました。ペンションの中にちょっとだけ上村さんの写真やスキー道具などがあり、それを見ているときにお母さんが『愛子は今海外遠征に行っているんですよ。残念ね〜。』と。まぁ残念でしたけど、いろいろ楽しめたからいいんです。
ラージヒルの興奮が冷めぬ2日後,ジャンプ団体で悲願の優勝(金メダル)を果たした長野オリンピックでしたが、実はそのチケットをあるところからいただきました。しかも白馬東急ホテルの宿泊付。さすがに休むとは言えなかったので、このチケットは譲りましたが、今思うと行けばよかったなあと少しだけ後悔しています。
上村さんの話しなのか、オリンピックの話しなのか、どっちつかずになってしまいました。すいませんm(_ _)m
いずれの話しもかなりはしおったので、いずれ機会がありましたら書きます…。
最後に、長野オリンピックから10年。白馬高校3年生だった上村さんももうベテランの域。日本のエースとしてワールドカップ、オリンピックで活躍してほしいですね。特にオリンピックで金メダルを手にした最高の笑顔が見たいですよね(^^)v