三十数年ぶりに国体が千葉で開催されます。「2010ゆめ半島ちば国体」です。開会式が9月25日(土)に千葉マリンスタジアム(千葉市美浜区)で行われますが,その際,航空自衛隊曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が展示飛行を行います。千葉マリンスタジアムといえばプロ野球千葉ロッテの本拠地です。近くには幕張副都心,幕張メッセ,幕張ベイタウン,そして隣り町ですが我が家があります。千葉マリンまで目と鼻の先ですが,少し離れたところから見る方がよく見えるのでは?と思いますが,よく考えると,海上での演技になるような気がします。理由は,アパホテル(昔はプリンスホテル)が高層であること,その東側は住宅地(ベイタウン)のため,陸地での飛行が難しいと思われるからです(西側は幕張メッセ,副都心)。いずれにしても,マリンスタジアム上空にどんなスモークアートや曲技飛行を見せてもらえるのか,いまから楽しみです。
『ブルーインパルス』とは,航空自衛隊松島基地第4航空団第11飛行隊(曲技飛行隊)の愛称です。飛行隊発足当時のコールサインが”ブルーインパルス”だったため,そのまま愛称になったそうです。意外と歴史は古く,50年前に遡ります。当時の機体は,F-86Fを使用し,東京オリンピックの五輪の輪を描きました。二代目は,国産(三菱重工製)のT-2超音速高等練習機です。超音速機ならではのダイナミックな曲技飛行が魅力でした。そして現在の三代目も国産(川崎重工製)のT-4中等練習機を使っています。亜音速域での精度の高い曲技飛行が魅力です。ブルーインパルスで使用される機体は,その仕様になっている特別な機体です。蛇足ですが,現在のドルフィンドライバー(T-4のパイロットをこう呼ぶこともある)の2号機左ウイング担当の里見1尉は,kikiと同じ高校の出身です。
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