17日から24日までの8日間、ビヨン君は車検と修理にいっていました。その間代車としてワゴン(ノンターボ車)が与えられていました。久々にレガシィの乗り比べができたので、乗り物ネタとしてミニインプレッションをお届けします。
まず大きな違いは、ビヨン君は2世代前の最終型、ワゴンは1世代前の最終型。ボディ形状やエンジンも違います。しかし共に四輪駆動車です。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、スバルというメーカーは現代において考えられないようなこだわりをもっています。ビヨン君もワゴンも四輪駆動車ですが、エンジンは水平対向4気筒DOHC+ツインターボと水平対向4気筒SOHCと異なり、このエンジンの違いによってオートマチック車の前後のトルク配分が異なります。どう違うのかというとターボ車は前30:後70、ノンターボ車は前80:後20となっていて、ベースがFRとFFになっています。実際運転してみるとFR車とFF車の違いを体感できます。ターボ車は雨や雪、滑りやすい路面ではコンピュータ制御でセンターデフを直結にするので50:50になるスバルお得意のアクティブトルクスプリット方式です。ちなみにマニュアルのターボ車は初めから50:50です。ノンターボ車はわかりません。
さてさて、ワゴンで首都高を走っていて思ったのは、ともかくトルクがない!車線変更や追い抜きがままならない状況でした。しかしスピードは出るんです。ビヨン君が重厚なトルク(最大トルクが倍以上)があるのでそう思えるのでしょう。
乗り心地は、ビヨン君はターボ車用のバネとビルシュタインのショックがついています。ワゴンは一言でいうと固い、という感じです。特に首都高のジョイントなどでは伸び側では跳ねるし、縮み側では吸収しきれてないという感じです。ビヨン君しなやかに通過してくれます
ハンドリングは、FR車とFF車の違いがありますね。やっぱりターボ車のスタビリティには素晴らしいものがあります。ともかくワゴンはコーナーでの切り足しをしなければならないことがしばしばあり、これはアクセルレスポンスとの関係もあります。アクセルレスポンスはノンターボゆえのリニア感がありますが、踏んだだけパワー・トルクがついてくるというものではありません。
ビヨン君の前はGT-B(ワゴン(名前はゴン太))に乗っていたのですが、ターボ車の圧倒的なトルクとパワーには凄いものがあるという感じですね。ゴン太は初めてのターボ車ですが、何かと驚かされることが多かったように記憶してます。あと何かと地味に装備がいいのも魅力ですよね。現行レガシィは北米仕様にサイズアップしてしまたのが残念ですね。今のレガシィに魅力はあまり感じません。インプレッサは内装が安っぽいしね。スバルも誰がターゲットなのか、よく考えてもらいたいものです。
蛇足ですが、土曜日に現行インプレッサSTiを乗ってくる人がいます。たまに横に駐車していますが、なんと!ビヨン君よりサイズがでかい!ホンダシビックType Rが3ナンバー、今朝なんかスズキの4ドアセダンが3ナンバーで笑っちゃいましたよ。スズキやホンダシビックに3ナンバーのサイズを求めること自体間違っているよね。ついでに箱ワゴンね。でかいエンジン積んで、謳い文句が低重心とかいっているけど、物理的に高いんだから気をつけてもらわないとね。過剰装備で重量もあるんだからさ、止まれないでよく事故っているよね。はっきり言ってすごい迷惑なんだよね。メーカーもよく止まれるように水平対向ピストンキャリバーとかおごってみたらと思います。
最後にエコミーハーが多すぎるよね。企業もユーザーもね。ホンダやトヨタのCM見ていると腹が立つ特にホンダ。F1をあんな形で撤退したくせに「エコ"グランプリ"」とか言っている。しかも今度はレースじゃなくて、なんていうオマケつき。宗一郎さんが嘆いているんじゃないの…。そのうちおバカなホンダとF1やっているトヨタはインサイトとプリウスにカーズでも付けんじゃないの
最後は愚痴みたいになりましたが、ほんとうの"エコ"は乗らないことだよそれとタクシーとトラックをエコにすることだよ。一般的なユーザーより走る距離が違うからね!
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